全日本弦楽コンクール

小林秀子-Kobayashi Hideko

PROFILE-
4歳よりヴァイオリンを始め桐朋女子高等学校音楽科、桐朋学園音楽大学にてヴァイオリンで卒業。在学中よりヴィオラに関心を抱いており卒業後にヴァイオリンからヴィオラに変わりドイツ、ケルン音楽大学に留学し、ライナー•モーク氏に師事。数々の国際コンクールでの最高位、85年マルクノイキルヘン、88年ラーンス、プレトリアでの1位。1989年ケルン音楽大学を首席で卒業後、ミュンヘンにおけるARD国際コンクールにても最高位(1位なし2位)を獲得。在学中には師のアシスタントも務める。
日本で外山雄三指揮、NHK交響楽団とバルトークの協奏曲にてデビュー。その他、バイエルン放送響、ベルリンラジオシンフォニーオーケストラ、ミュンヘンシンフォニカー、シュトットガルトフィルハーモニー、ヴルテンブルグ室内オーケストラ、ドイツ室内オーケスト等とソリストとして共演。今までに八ヶ岳音楽祭、霧島音楽祭、オホーツク紋別音楽祭、ラインガウ音楽祭、サバナ音楽祭、プラハの春、ルビアナフェスティバル、サンレモ音楽祭、などにも参加。
室内楽奏者としてドイツにてソナーレ弦楽四重奏団のメンバーとしても演奏活動をし、多くのラジオ録音、そしてCD録音においては特にE.クレネーク全6曲、モーツァールトの作品155-160 “マイレンダー“ はドイツレコード賞、マイアミ1990年度レコード賞を受賞。
今までにティボー•ヴァルガー、ダビット•ゲリンガス、ウラディミール•メンデルスゾーン、ヨンチァン•チョー、パスカル•デボヨン等との共演。
M.レーガーのビオラソロ組曲、バッハ/コダーイのクロマティックファンタジーをテロス•レコードにて、更にヒンデミットのビオラとピアノの為のソナタ全曲をオクタヴィア•レコードにてリリースし好評を得る。
彼女に委託されたドイツを代表する二人の作曲家、ゲルハルト・シュテープラーのヴィオラとオーケストラの為の“ノートブック“ 2004年にデュイスブルクにて初演、ニコラウス・A・フーバ−のヴィオラ独奏のための“EN“を2007年にミュンスターにて初演。
サイトウキネンオーケストラのメンバーとしても1991年より毎年参加。
現在マンハイム音楽大学の教授として後進の指導の傍ら演奏活動を日本、韓国、ヨーロッパで行う。2014年より日本人として初めてドイツビオラ協会会長に選ばれ新しい企画も取り入れながらヴィオラの素晴らしさを広めている。

 

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