幼児部門で優勝したのは、戸田悠翔(とだ・ゆうと)さん。現在小学校1年生です。ヴァイオリンでやりたい目標曲は、パガニーニ作曲の24のカプリースです。先生には6年生までに弾けるように目標にしようねと言われています。今回はお母さんと一緒にインタビューをお願いしました。

ピアニストの母と共演
今回の優勝について聞くと、「よかった!うれしい」と輝くような笑顔で答えてくれました。舞台では最初から緊張はしない、ヴァイオリンを弾くのが楽しいという戸田さん。いろんなコンクールに出てお友だちができるのが嬉しいそうです。このコンクールには、去年も出ていて、金賞だったけれど最優秀ではなかったので、優勝できて本当に嬉しそうです。
受賞できた理由について聞くと、難しいところをがんばってうまく引けたから上手くいったと答えてくれました。中間部分のアルペジオのところが難しかったけれど、何回も練習して、上手に演奏できるようになりましたと話す戸田さん。上手く演奏できるようになったらウルトラマンをもらえる約束なんだ!と子どもらしいところもあります。今回のコンクールでの演奏がいちばんうまくいったという本番に強い戸田さんですが、先生にもよく練習したと褒められたそうです。ウィーンで買ってきたお土産のモーツアルトのお人形を片時も話さず、質問に答えてくれる戸田さん。きっと恥ずかしがり屋なんですね。

一番好きな作曲家がモーツァルトで、ウルトラマンかモーツァルトになりたいと子どもらしく語る
モーツアルトの曲は明るいところが好きという戸田さんがヴァイオリンを弾くようになったきっかけは、兄の分数ヴァイオリンを見つけて、弾いてみると音が出るまでそこまで大変でなかったからだそうです。普通に音が出せてうれしかったと言います。ヴァイオリンの好きなところを聞くと、難しいところが好き、できたら嬉しいと小さい声で答えてくれました。きっと挑戦し甲斐があることが好きなんですね。
お友だちと控室とかで話すのが好きという戸田さん。今回も銀賞を受賞した人とも仲良くなったと言います。仲良くなったお友だちとモーツァルト作曲のアイネクライネナハトムジークをみんなでひくのが夢だそうです。
師事する篠崎史紀先生には尊敬と憧れの気持ちをもっていて、先生がオーケストラでヴァイオリンを弾きながら指揮をなさっている姿を見て、かっこいいと思い、その影響でオーケストラの中でやってみたいなという戸田さん。夢がかなうと良いですね。
ヴァイオリンは、2歳半からずっと毎日弾いていて曲も覚えるのが早かった戸田さんは、いい曲を聞いたら弾いて見たくなるといいます。今はYouTubeでなんでもでてくるから便利ですね。篠崎先生の映像もよく見ています。コンサートもぜんぶ行って、先生みたいになりたいと目を輝かせて語ります。

師事しているマロ先生、岩崎先生と。お2人の先生も大好きで尊敬しています
普段の練習でお母様が伴奏して音合わせができるので、練習も充実しているという戸田さんは、練習が大好きで何時間弾いていても楽しい、練習していると眠くならないと言います。今小学校1年生なのに、本当に演奏が好きなんですね。

ヴァイオリンのほかには野球が好きで、週一で地元の野球チームで練習もしています。野球観戦も好きで、広島カープが大好きという戸田さん。

ウィーン シュテファン寺院でアイス

ウィーンのモーツァルトハウスでのコンサートの写真。伴奏は母
先日オーストリアのウィーンに行って演奏したのがとても楽しかったという戸田さん。自分の演奏を聴いている人みんなが喜んでくれるのがうれしかったと言います。ふだん、大好きなウルトラマンを隣において練習しているという戸田さんですが、これからも練習に励んで、憧れの篠崎先生のようになってほしいですね。
※文中の学年・年齢は、エントリー時のものです。
※インタビューは8月に行いました。
全国大会での戸田さんの演奏はこちら。

